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工場での防犯カメラの活用で生産性アップ?意外なカメラの活用方法

更新日:6月6日

防犯カメラを工場で活用することで、さまざまなメリットがあることをご存知でしょうか。 防犯カメラを設置して生産性や利益率が改善されています。トレネッツ.では製造現場での防犯カメラ設置事例を中心に、工場内に防犯カメラを設置するメリットをご紹介します。


ネットワーク対応で広がる防犯カメラの可能性


以前は防犯カメラというと常時録画を行って、問題が発生した際に「後から確認するもの」として利用されてきました。


しかし近年、光回線や5G通信などのデータ通信速度の高速化により、離れた場所からハイビジョン画質(HD)相当の高画質な画像をリアルタイムで確認できるようになりました。


そのため防犯カメラの利用方法として、従来の「防犯」「事故後の検証」以外にも多様な使われ方で当社へご依頼いただくケースが増えています。


利用例1)従業員の把握


広い敷地内や離れた事務所・工場では従業員が規則どおりに業務に従事しているか常時・定時に確認したいという経営者や管理者の方からのご要望が増えています。グローバル化の中で中小企業においても高い生産性が求められる昨今、当然のニーズかと思います。


春日井市のY産業様では、離れた4ヶ所(事務所・工場・倉庫)をネットワークカメラで常時接続。

これにより「従業員がどこに居るか」電話などを使わずに一目で把握できるようになりました。



利用例2)現場の作業進捗状況を把握


名古屋市港区N工業様では、部品組み立ての現場と本社工場が離れた場所にあることから、製造の進捗状況について正確に把握することが課題となっていました。そこで現場全体を見通せる場所にネットワークカメラを設置。




現地の進捗状況を常に映像で確認できるようになりました。 報告で上がってくる数字だけでは判断できない時間帯別の稼働率や余剰・不足の人員などが明確に分かり、対策が早く行えるようにもなりました。



利用例3)終夜稼働のエラー検知

大口町r産業様では、24時間365日稼働ならではの課題に悩まれていました。それは無人となる夜間に工場設備でエラーが発生し機械の稼働が停止した場合、翌日社員が出勤してから把握することになり、その間に予定していた製造予定分への対応が遅れ、商品の生産予定や納期が大きく影響が出てしまうことでした。


そこで担当者へ自動通報する装置とカメラを組み合わせて、製造ラインに異常が発生した場合には現場でアラームを鳴らすと共に、担当者の連絡先へ自動的に発信・通知。カメラの映像を通じてリアルタイムで現場の状況を確認できる体制を構築しました。



利用例4)現場の品質管理


特に最近増えているのが、現場の生産管理・品質管理におけるネットワークカメラの設置です。


岐阜県のi食品様は、食品加工製造を行う会社。近年、食品業界は異物混入や作業員のモラルのない行動など、現場での品質管理・工程管理が厳格に求められています。


「従業員はマニュアルどおりに従って作業を行なっているか?」

「従業員に異常な行動は見られないか?」


というチェックは、現場の監督者だけではなく複数の目で相互監視していく必要があります。また本社が厳しい品質基準のもと定めたオペレーション・マニュアルに沿って現場作業が的確かつ効率的に行われているかは、データや文字での報告だけでは不十分でしょう。


今回、食品を扱うということで防水仕様の防犯カメラを現場や倉庫などに設置。また屋外にも設置することで、納品・出荷の配送業者についても目を光らせる体制を整えました。




求められる現場のDX化


このように防犯カメラがネットワークに接続されることによって、多くの企業でその活用方法が「現場の品質管理・生産管理」へニーズが高まっていることが分かります。


実際に、現場で集計されているデータの20%しか本社・本部へは整理され報告されていない、というデータもあります


グローバル化・情報化が進む現代において、製造現場のコスト削減・品質向上・意思決定(いわゆるカイゼン)について、スピードと質が求められています。


これまでの本社・本部へ報告される20%と言われる限られた情報だけでなく、本来の100%に近い数値・データをリアルタイムに把握することが必要不可欠と言えます。



工程のリアルタイム監視で見えること


現場作業における効率低下や事故には、必ず3つの「前兆」があります。


1.手動停止

ラインや器材が目標の生産性に沿って稼働しているにも関わらず、作業員によって停止する場合、マニュアル化されていない問題や事故の前兆が隠されている可能性があります。そもそも停止することで生産性は計画よりも遅れることは間違いなく、こうした想定外の停止が頻繁に繰り返されている現場では、品質維持にも問題が発生する可能性が高いでしょう。


2.チョコ停

チョコ停とは、製造ラインにおいて、機器が不良などので一時的に停止する状態です。現場からの報告では軽微かつ短時間の停止であり、「当たり前」と現場で対処してしまっていることもしばしばあります。こうしたチョコ停は現場では危機感を持たず、目標の生産性には支障がない等の理由で本部に報告されない可能性が高いエラーでもあります。しかし、中長期で器材が致命的なエラーとなり長時間停止する事態になったり、そもそもチョコ停がなければより高い生産性を実現できるケースもあり、正確に把握しておきたい事象です。


3.人の作業効率

マニュアルにとって定められた工程・手順・作業内容で、作業時間を設定しても、実際作業する人間によっては大きく生産性が異なることはどこの現場でも発生しており、同時に課題です。多くの場合、一定期間を対象として結果を集計し、その際に致命的に効率が低い作業員が発覚するため、対応が常に後手に回ります。また、現場責任者や作業責任者が当人に指導にあたっても、本質的な問題や大きな遅れとなる工程を見極めることができず、目標の生産性まで高めるのに大変な労力を消費することもあります。


このように「手動停止」「チョコ停」「人の作業効率」の3点において、コスト削減・品質向上・意思決定のための大きな要因が隠されているにも関わらず、本社・本部が正確に把握できていない状況が延々と続いてきました。


ネットワークカメラによるリアルタイムの目視により、こうした課題が大幅に改善できます。



離れた場所にもネットワークカメラは設置可能


本社から少し離れた場所に倉庫などがある場合は、無線LANを使用することでひとつの回線で設置することが可能です。


離れた場所にネットワークカメラを設置する場合、無線LANで本社と倉庫を結び、本社で倉庫のカメラ映像を録画するシステムを導入します。


この方法なら、道路の制約を受けずにインターネット契約を本社のみで済ませることが可能です。


ひとつの回線で複数のネットワークカメラを利用する場合、コスト削減やインフラ整備の簡素化などのメリットもありますが、通信の安定性やセキュリティ対策がより必要になるなどのデメリットもあります。


離れた場所に防犯カメラを設置する際の注意点などは、下記記事で解説しているので参考にしてみてください。



安価なネットワークカメラには注意


こうした需要に対して、通販サイトなどで販売されている安価なネットワークカメラで代用しようとする経営者・担当者の方もいらっしゃるかと思います。しかし、中国製のネットワークカメラはセキュリティ面で不安も多く、第三者による映像の閲覧により不正や窃盗などの被害に遭う可能性があることを留意しておく必要があります。


またGoogleやAmazonなども家庭向けにネットワークカメラを販売していますが、同時に複数の画面を視聴することはできず、現場での利用は現実的ではないと思います。



防犯カメラは不可欠なツール



防犯カメラの活用は、セキュリティの向上だけでなく、生産性の向上にも大いに貢献します。品質管理、労働安全、労働時間管理、トレーニングツール、在庫管理といった多岐にわたる分野での活用により、工場全体の効率化と安全性が向上します。これからの工場運営において、防犯カメラは不可欠なツールとなるでしょう。



従来の防犯機器から最新AIまでおまかせください



名古屋市北区に本社を構えるトレネッツ.は、


「犯罪をされたらどうするかではなく、犯罪をあきらめさせるにはどうするか」


という考えに基づいた防犯診断、設計、施工、運用保守とすべてワンストップサービスを展開しています。


中小企業の社長同士だからこそ、本当に必要なセキュリティ対策の提案力・相談力に自信があります。

年間設置実績は474件。


工場、事務所、倉庫などご予算や方針に沿った機器のご提案・設置を差し上げますので、まずはお気軽にお電話・メールでお問い合せください。




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