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マンション管理組合で防犯カメラを導入する方法をわかりやすく解説!会社の選び方と注意点

マンションの管理組合で防犯カメラの導入を検討しているが、どのような流れで設置すればいいかわからず悩んでいませんか?


防犯カメラを導入する場合は、買取とリースどちらがいいのか、それぞれのメリットとデメリットを理解しておく必要があります。


また、設置してもらう会社も信頼できるかどうか確認が必要です。


そこで、今回はマンション管理組合で防犯カメラを導入する方法をわかりやすく解説していきます。


マンション管理組合で防犯カメラの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。



マンションに防犯カメラを導入する方法


マンションに防犯カメラを導入する方法は以下になります。


  • 防犯カメラを買取して設置

  • 防犯カメラをリースして設置


それぞれメリットとデメリットがあるので確認しておきましょう。



防犯カメラを買取して設置


防犯カメラを買取して設置する場合、初期投資が高く、故障や交換の際には自己負担が必要です。


しかし、長期的にはコスト削減が可能で、所有権があるため設定変更や機器の追加が自由にできます。


長期間使用する予定やメンテナンスを柔軟に対応したい場合は適していますが、初期のコストが高く、管理やメンテナンスの手間が増えるので注意が必要です。


メリット

デメリット

トータルコストが安い

長期間使用すればするほどコストを抑えられる

初期投資が高い

故障や取替等で費用が発生する


防犯カメラをリースして設置

防犯カメラをリースして設置する場合、初期投資が少なく、最新の機器に交換しやすいのがメリットです。


しかし、長期的にはリース料が高くなり、所有権がないため機器の追加や変更が制限されてしまうのがデメリットです。


また、リース契約が終了すると機器を返却する必要があり、長期的にはコストがかさむみます。


メリット

デメリット

初期費用がかからない

修理、取替費用がかからない

月額リース料が発生する

リース料の総合計を考えると買取費用より高い



防犯カメラ導入の見積もりを取る


買取、リースのメリットとデメリットを理解したら、どちらが良いか検討します。


月額で支払えるリースを選択する管理組合が多いですが、予算をできるだけ抑えたい場合は買取がオススメです。


買取、リースのどちらにするのか決まったら、複数社に見積もりを取ります。

防犯カメラを導入する場合、2~3社ほどの見積もりを取るようにしましょう。

見積もりを取って、内容を確認したら予算と合った会社を選びます。



防犯カメラ設置会社の選び方


防犯カメラを設置してもらう会社を選ぶ際は、下記のポイントを確認しておいてください。


  1. 保証・保守がしっかりしている会社

  2. 質の高い防犯カメラを扱っている会社

  3. キレイに工事してくれる会社


これらを確認しておけば、良い会社かどうかある程度判断できます。


Point.1 保証・保守がしっかりしている会社


防犯カメラを導入する際は、ある程度決められた保証・保守が受けられる会社を選ぶようにしましょう。


防犯カメラはメーカー保証があるので、1年間は保証を受けられます。

ただ、それ以降は保証が受けられません。


1年後以降の保証内容を確認するとともに、もし故障したときに迅速に対応してくれる会社を選ぶようにしてください。


Point.2 質の高い防犯カメラを扱っている会社


質の高い防犯カメラを選んでくれる会社を選ぶようにしましょう。


防犯カメラは、一般的に価格の高い商品であればあるほど壊れにくく、安い防犯カメラであればあるほど壊れやすいという特徴があります。


機器保証と工事保証をしっかり行ってくれる会社は、安くて壊れやすい防犯カメラを選択しません。


というのも、防犯カメラは故障すると修理に2〜3度足を運ぶ必要があるため、保証がしっかりしている会社は質の悪い防犯カメラの使用を避けます。


Point.3 キレイに工事してくれる会社


防犯カメラは、マンションの外壁や天井に設置するので、キレイに工事をしてくれる会社を選ぶ必要があります。


どのように防犯カメラを設置するのか、過去の設置写真などを見せてもらい確認しておくようにしましょう。


マンションに防犯カメラを設置した実績の多い会社がおすすめです。



防犯カメラの導入事例


マンションで事件や事故が発生してしまうと、住民の退去や物件の資産価値を低下させてしまう可能性があります。


そのため、マンションに防犯カメラを導入するケースは増えていますが、実際にどのような要望があって防犯カメラを導入するのか事例を紹介します。


住宅マンションのセキュリティ強化


ある住宅マンションでは、住民から安全への要望を受けて防犯カメラを導入しました。

マンションのエントランスと共用部に合計10台のカメラを設置し、24時間の録画とリアルタイムのモニタリングを行っています。


これにより、住民の安心感が高まり、不審者の侵入を未然に防ぐ効果が見られました。

設置後、セキュリティ意識が高まったことで、住民の協力による犯罪抑止にも繋がりました。


住宅マンションの夜間セキュリティ強化


別の住宅マンションでは、夜間の不審行動や犯罪を防ぐために防犯カメラをリースで導入しました。


マンションのエントランス、駐車場、およびエレベーター内に計15台のカメラを設置し、24時間録画とリアルタイムの監視を行っています。


リース契約を利用することで、最新の技術を活用し、定期的な機器の更新とメンテナンスを受けることができます。

導入後は住民の安全感が向上し、セキュリティの強化に成功しました。



防犯カメラを導入するときに注意すること


防犯カメラを導入するときは、以下の点に注意してください。


  • 導入目的を明確にする

  • 管理方法を決める


特に初めて防犯カメラを導入する場合は、事前にしっかりと確認するようにしましょう。



導入目的を明確にする


初めて防犯カメラを導入する場合は、導入目的を明確化することが重要です。


  • なぜ防犯カメラを設置する必要があるのか?

  • 防犯カメラを設置することで何が改善されるのか?

  • 防犯カメラの設置は住民に取って良いことなのか?


防犯カメラを設定することで、安心感を抱く人が多いという調査結果もありますが、一方で防犯カメラで監視されることに不信感を抱く人がいるのも事実です。


導入目的を明確化させ、運用ルールを事前に作成することで住民の理解を得ることができます。


また、導入目的が明確化されていれば、防犯カメラを設置する場所も決めやすくなり、余分な防犯カメラを設置せずに済みます。




管理方法を決める


管理組合で防犯カメラを導入する際は、複数人での運用になるため管理方法を明確にしておく必要があります。


  • 防犯カメラの管理者を誰にするのか?

  • 映像を確認するタイミングはどのようなときにするのか?

  • パスワードの管理方法をどうするのか?


防犯カメラは、防犯目的で導入をしますがマンションの住民を24時間撮影することにもなります。


撮影した映像は個人のプライバシーを含んでいるため、管理者や運用ルールを決め、慎重に取り扱う必要があります。



防犯カメラの運用規定を作成する


管理方法を明確化するためにも、防犯カメラの運用規定を管理組合内で協議して作成するようにしましょう。


規定として盛り込むのは以下のような内容になります。


  • 防犯カメラ運用規定の趣旨

  • 管理責任者、操作担当者の指定

  • 記録装置(録画機)の保管方法

  • 映像データの保存期間

  • 映像データを提供・開示する場合の条件

  • 防犯カメラの保守点検について


これらを管理組合内で協議し、住民に開示しておくことで何かトラブルがあったときに判断が容易になります。


また、規定の内容を開示しておくことで、住民の方にも納得してもらいやすくなります。





防犯カメラ導入に使える助成金


防犯カメラを導入したくても、予算が少ないところも少なくありません。


そのような場合は、防犯カメラの導入に使える助成金を利用するのがおすすめです。


助成金を利用する場合は、各自治体のホームページを確認してください。


政府であれば経済産業省が補助金制度を実施していますが、近年は各省が自治体に予算を配布して、自治体が主体となって実施するケースが多いです。


ただし、自治体のホームページは分かりづらく、どこに助成金制度のページがあるかわからないことが多々あります。


助成金実施の概要をホームページで告知していないこともあります。

そのため、窓口に直接出向いたり、電話で質問するのもおすすめです。




従来の防犯機器から最新AIまでおまかせください


名古屋市北区に本社を構えるトレネッツ.は、


「犯罪をされたらどうするかではなく、犯罪をあきらめさせるにはどうするか」


という考えに基づいた防犯診断、設計、施工、運用保守とすべてワンストップサービスを展開しています。


中小企業の社長同士だからこそ、本当に必要なセキュリティ対策の提案力・相談力に自信があります。

年間設置実績は474件。


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