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防犯カメラのプロ

AIカメラ活用事例まとめ 導入は意外と簡単?価格は?

更新日:2023年6月26日


業態・業種を超えて注目を集めている「AIカメラ」。人物の認識からコロナ渦におけるマスクの有無などから、従業員や客の行動まで認識するものまで。AIカメラの活用事例をまとめ、導入を検討されている企業様へ価格なども比較します。



AIカメラとは?


AIカメラとは、カメラのレンズが捉えた画像や動画を、カメラと接続された人工知能(AI)が解析し、その人物や状況を認識する一連の連携したシステムを指します。


これまでのいわゆる防犯カメラや監視カメラでは、映像をリアルタイムや録画で監視・モニターするための人物が必要で、内容を判断する必要がありました。そのため映像の確認を行う人物が欠かせない上、高い集中力を維持して長時間の映像を確認しつづけることは、精神的にも非常に大きな負担のかかる作業で、やむを得ず見落としも発生しました。


近年、導入が進んでいるAIカメラでは、こうした人間によるリアルタイム・録画の監視を代行してくれるものです。AIによる機械学習により、画面に映った人物や状況を解析。あらかじめ登録された異常パターンと合致したと判断されれば、管理者や従業員にアラームが送られる仕組みです。



AIカメラの導入事例


近年、大手企業を中心にAIカメラの導入や実証実験が進んでいます。

ここからは実際に導入されている事例を様々な業種・業態で見ていきましょう。


1.小売業


AIカメラの存在が初めてクローズアップされたのは2016年、アメリカのIT大手・Amazonがスタートさせたテスト店舗「Amazon Go」の登場でした。

顧客は無人の店舗に並ぶ商品を棚から手に取り、カバンの中に入れるだけ。 店舗を出ると同時にカバンの中に入れた商品の会計が自動的に行われる仕組みです。


これを実現しているのが、店舗内に多数設置されたAIカメラです。


AIカメラが店内に訪れた顧客の行動を解析し、棚に並べられた商品・手に取った商品・カバンの中に入れる行動・店舗から出る個々の顧客の情報をリアルタイムで分析することで実現しているのです。


我が国では、キオスクやNew Daysを展開するJR東日本が、AIカメラを活用した無人店舗の展開に積極的です。既に山手線の新駅・高輪ゲートウェイ駅など首都圏を中心に展開しています。

さらに鉄道の枠組みを超えて、ANAとも提携し、1号店として羽田に出店。今後の全国展開を目論んでいます。



大手コンビニでもセルフレジの導入に積極的なファミリーマートは、2022年4月から無人コンビニの展開を開始。2022年10月現在、既に関東を中心に6店舗展開。専用サイトでは導入希望を募っており、主に賃貸オフィスビルのオーナー・管理会社や、企業内の売店の置き換え/無人化、社内の福利厚生など、社員・関係者など一定のクローズドな環境での出店となっているようです。


株式会社TOUCH TO GOの画期的な技術により、専用のアプリなどの事前インストールなどが必要なく、入店→決済が非常にスムーズなのが特徴です。



2.オフィス

三菱地所では2024年度までに対象の20棟のビルに4万台のAIカメラを設置し、顔認証による「顔パス決済」を行うと発表しました。


オフィス街での特定の利用者を対象に、個人情報を保護した上で、施設内の店舗や設備での決済を自動で行う取り組みです。




3.交通機関

新幹線や空港でも、AIカメラを利用した「顔パス」による乗車・搭乗手続きの導入に向けて実証実験が進んでいます。



JR東海では駅の新幹線改札にAIカメラを設置し、通過する客の顔を解析。登録済みの人物であれば「顔パス」で改札を通過できる仕組みの取り組みをはじめました。

当面は従業員のみで検証を進めます。

羽田空港でも2021年7月から、チェックイン時にパスポートと顔を登録すると、保安検査場などのゲートを「顔パス」で通過できる仕組みを導入しました。



4.製造業

工場などの製造業でもAIカメラの活用が進んでいます。


三菱電機では、工員の技能の習得状況をAIカメラにより解析し、可視化するシステムを開発。

優れた作業者の映像を骨組みとして解析し、その行動パターンを分析。 このデータと他の作業者の行動データと比較することで、作業の間違いや効率の悪い箇所を可視化することで、生産性が10%向上しました。


この仕組みを応用して、工場では所定以外の行動パターンを検知しISOで定められた以外のイレギュラーな動作を判定したり、現場事故に繋がるヒヤリハットの瞬間を検知、または食品工場における異物混入など、様々な場面でAIカメラの活用が進んでいます。




このように、様々な場所で導入の進む「AIカメラ」。

では実際に導入にはどれぐらいの費用がかかるものでしょうか?



AIカメラの導入費用


AIカメラという先進の技術というと、高額で資本力のある大手や公的機関しか導入できないのでは…とお考えの経営者・担当者様も多いかもしれませんが、実際にはかなり安く導入することが可能です


例えば、経済産業省 「IT導入補助金」対象ツールにもAIカメラは選ばれており、中にはなんと月額0円からAIカメラを導入することが可能なものもあります。



さらに高機能な上位サービス(BASIC/DX)でも、月額10,000円〜と比較的安価で利用できます。



万引き対策でAIカメラを活用したサービス展開に強みのあるアースアイズ。「万引対策DX」をはじめ、「店舗管理DX」「介護見守DX」「離院予防DX」など、AIを活用した人間の行動検知・行動パターンの予測から、犯罪や介護施設でのトラブルを把握するシステムを提供しています。


また、万引対策に関しては既存の防犯カメラに追加で設置する「AIガードマン the server」も提供されています。こちらは既存の設備を利用でき月額数千円程度から利用できるなど、導入ハードルは低くなっています。



こちらは株式会社アジラが提供しているAIカメラサービス。防犯警備に機能を寄せたAIカメラで、実際に動作している様子がYouTubeでも確認できます。動画では、歩道で暴力を振るったり、駐車場の精算機を破壊しようとする人物に警告メッセージが表示されており、AIで認識・異常行動の検知が行われていることが分かります。


ここで取り上げた3つのAIカメラサービスを比較すると、以下のようになります。

それぞれのサービスによって特異・不得意があります。値段だけでなく最終的な「結果」に結びつけるためにも、自社の業態・サービスにあったAIカメラサービスを選ぶようにしましょう。



AIカメラの活用のポイント

AIカメラは既存の防犯カメラ・監視カメラに接続することで利用できるサービスもあり、導入開始のイニシャルコストも比較的抑えることができますが、現状設置されているカメラの位置はあくまで「人間が見る」内容に合わせて設置されていますので、そのまま接続しても上手くAIが判定できないことがあります


既設のカメラ設備へのAIカメラ接続に際しては、「AIが正しく判定できるアングル」に調整することが重要です。


トレネッツ.では愛知県を中心に年間400件以上の防犯カメラ・監視カメラの設置を行なっているノウハウから、AIカメラに最適なアングルでカメラの移設・追加を行います




AIカメラの導入はトレネッツ.へ


トレネッツでは名古屋市の公共施設を中心に、サーマルカメラの導入実績が多数ございます。


【導入実績】(敬称略・順不同)<令和3年11月10日現在>


名古屋城・ミライプロジェクト新瑞橋・中小企業振興会館(吹上ホール)・名古屋市工業研究所・名古屋国際センター・名古屋国際会議場・名古屋市国際展示場・名古屋市公会堂・名古屋市民会館・音楽プラザ・名古屋市芸術創造センター・名古屋市青少年文化センター・中村文化小劇場・南文化小劇場・西文化小劇場・港文化小劇場・天白文化小劇場・名東文化小劇場・守山文化小劇場・北文化小劇場・緑文化小劇場・東文化小劇場・熱田文化小劇場・中川文化小劇場・千種文化小劇場・瑞穂文化小劇場・昭和文化小劇場・名古屋市民ギャラリー栄・名古屋市民ギャラリー矢田・名古屋市演劇練習館・名古屋市短歌会館・名古屋市東山荘・名古屋能楽堂・その他(歯科クリニック・イベント企画会社・工場・店舗・・・など)


◎弊社が導入したサーマルカメラが新聞で報道されました。

中日新聞6月12日号東濃版


コロナ禍においてはサーマルカメラを他社に先駆けて取扱開始し、地域の感染拡大抑止に貢献しました。

AIカメラでも愛知県をリードする企業として、積極的に展開していきます。



トレネッツ.へのお問合せ

「AIカメラの件で」とまずはお気軽にお問合せください。


導入前に実際に動作している様子を見たい、というお声にお応えしてデモ機を手配しました。AIカメラにご関心がある方はぜひ一度、デモ機でその効果をご確認ください。

お電話もお待ちしております




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