病院の防犯セキュリティ対策まとめ|不特定多数の入退室管理

更新日:6月17日



診療スタッフや患者だけでなく、関係者や取引先・面会者など不特定多数が訪れる病院・医療施設における防犯セキュリティ対策は特殊です。

不審者の侵入だけでなく、近年は患者の過剰な要望やトラブルも増えています。

病院・医療施設における防犯セキュリティはどのような課題があるでしょうか。






不特定多数が訪問


近年、病院・医療施設でおける防犯セキュリティへの意識は極めて高くなっています。

医療という性質上、年齢・業種・性別を問わず不特定多数の人物が訪問するため、トラブルが発生しやすい環境にあるためです。


治療を求める患者さんに都度、セキュリティチェックを行うことは現実的ではなく、いかに問題を起こさない環境を作るかが、トラブル発生を最小限にするポイントになってきます。


不審者の侵入




患者としてではなく、あらかじめ窃盗など何らかの目的をもって侵入してくる不審者も存在します。

病院は高額な備品や設備が多く配置されており、窃盗犯に狙われやすい場所の一つだからです。


患者とのトラブル


最近増えているのが、医療スタッフと患者とのトラブルです。

過剰な要求を医療スタッフへ行うだけでなく、時には医療スタッフへの暴言・暴力事件に発展することもあります。


参考資料)医療現場での暴力対策(日本看護協会)


薬剤の盗難・紛失



厳格な管理が施されているはずの薬品・薬剤の盗難や紛失も度々、ニュースなどで取り上げられるほど問題になっています。


個人情報の流出



患者のカルテや診療記録は、極めて重要性の高い個人情報です。

様々な目的でこの貴重な個人情報を狙ってくることが予想されます。

紙のカルテを厳格なセキュリティエリアに保管・管理するのはもちろん、パソコンによって電子化されている場合でも、パソコン自体のセキュリティ対策だけでなく、パソコンを物理的に移動できない・操作できないようにする物理的なセキュリティ対策が求められます。


病気と同様に予防が重要



繰り返しになりますが医療現場における防犯対策は、「いかにトラブルを起こさせないか」が重要になってきます。では具体的にはどのような対策を施せば良いでしょうか?


1.入退室管理


病院に出入りする関係者を把握し管理することで、トラブルを事前に予見することができます。

本来、出勤予定のないスタッフの訪問や勤務時間外の滞在など、内部不正につながるサインを電子的に記録することで、早期に薬品や備品などの窃盗において不審者を絞り込むことができるのです。

シフト管理ソフトウェアと連動させることで指定以外の日時にはセキュリティエリアへの入室を制限したり、担当者の業務内容に応じてセキュリティエリアを必要な権限に合わせたゾーニングすることも可能です。

入退室管理システムはICカードを利用する物がポピュラーですが、最近では顔認証システムを備えた機器も増えています。ICカードではカードそのものを盗用されたり仲間内で使い回したりという物理的なカードがゆえのリスクを抱えていますが、顔認証であればそういったリスクを回避することができるでしょう。また、顔認証による入退室管理システムの中には新型コロナウィルス感染拡大予防として体温を検知するサーマルカメラを兼ね備えた機器も登場しており、セキュリティ認証による開錠・施錠と同時に異常な発熱がないかもチェックすることができる優れものです。


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2.警報アラーム


不審者の侵入や、患者による医療従事者への暴言・暴行においては、警報システムが有効です。医療機関では個室など閉じられた空間が多く、1:1でのトラブルに遭遇した場合には他の人にトラブルを周知させる手段が、被害の拡大抑制に効果的です。トラブル発生時に大音量のアラーム音を発生させ、近くにいる人々に危険が発生していることを知らせることができます。またネットワークに接続することで管理部署に発報、場合によっては警察に自動通報するといったことも可能です。

またこうした警報・アラームは、看板やステッカーなどで大々的にアピールすることで、トラブルの抑止効果に繋がります。何か起こってから周辺に危機を知らせるアラームですが、そうなる事態になることを事前に対象者に強く認識させることで、そもそも致命的な問題を起こさないよう自制させる効果が期待できるのです。


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3.AI防犯カメラ


そして今、注目を集めているのがAIを利用した防犯カメラです。

これまでの防犯カメラは、問題が発生した現場を動画として記録することが目的で、それ自体に犯罪の抑止効果はありませんでした。また、カメラの前でトラブルが発生していても、それをモニターする人間が気付き、対応や指示を行う必要がありました。

そのため犯罪の「記録」「証拠」としては有効ですが、「犯罪を起こさせない」「犯罪を検知する」という視点では防犯カメラは無意味でした。

しかし、機械学習を行うAIと組み合わせることで、防犯カメラは大きく役割を変えつつあります。

AI防犯カメラでは、画面に捉えられた映像をリアルタイムで解析。その画面の中の人の挙動を立体的に解析します。解析されたデータと蓄積されたデータを照合し、その人物が今、何を行おうとしているのかを分析するのです。そのパターンは実に800パターン。この解析能力により、不審者が犯罪行動に及ぶ事前の行動パターンも認識することが可能になります。

防犯カメラに映る不審者を速やかにスタッフに通知できるため、大きなトラブルにつながる前に然るべき対応ができるのです。


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