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商品ロスを減らすには

最終更新: 7月13日

実店舗を運営する上で、棚卸しで発覚する商品ロスの金額に神経を尖らせる経営者・責任者の方も多いと思います。商品ロスとはそもそも何が原因で起こるのでしょうか。この記事では、店舗における商品ロス削減方法を取り上げます。


【目次】

1.商品ロスとは

2.商品ロスは何故問題なのか

3.商品ロスの原因

3.1.管理ミス

3.2.内部要因

3.3.外部要因

4.効率的に商品ロスを減らすには

4.1.AI大魔神

4.2.商品ロスの大幅な削減

4.3.AI大魔神導入店舗の思わぬ誤算?

5.AI大魔神の問い合わせはトレネッツ.へ


商品ロスとは


小売業に入ったばかりの方や実店舗での経験が浅い方は、「商品ロス」という言葉が聞きなれないかもしれません。


商品ロスとは、会計上は「棚卸減耗費」と呼ばれる、”一定の期間の間に所在が分からなくなった商品の金額” を指します。


企業では、半期に1度「棚卸し」という、帳簿上の在庫数と実際の在庫数を突き合わせる作業を行います。


その際に「帳簿上は在庫が5個あるはずなのに、店頭の在庫を数えたら4個しかない」ということが起こります。


これが、商品ロスです。


商品ロスは何故問題なのか


では商品ロスが起こると、どのようなことが問題なのでしょうか。


店舗の運営の目的は、お客様に商品をお買い上げいただいて、仕入れた商品との差額で利益を得ること、です。


したがって、仕入れた商品が無くなるということは、お客様に販売して利益が得られないばかりか、仕入れた金額分がそのまま店舗として損失してしまう、ということなのです。


「1点、2点無くなっても仕方ないじゃないか…」


なんて悠長なことを思う若い店長さんやスタッフさんも方もいるかもしれません。


しかし、商品の原価は意外と高いのです。


例えば、ある商品の問屋さんからの仕入れ値は定価の60%でした。

これを定価で売れば、40%が利益になりますが、実際には他店舗との価格競争やネットとの競争で、10%の値引きを行わないと売れません。

そうなると、利益は30%になります。


このケースで5点商品を仕入れた場合の利益を計算してみましょう。


定価1,000円/仕入600円の商品を、10%値引きの900円で販売した場合)


仕入600円×5点=【仕入3,000円】

売上900円×5点=【売上4,500円】

売上4,500円-仕入3,000円=【利益1,500円】


では棚卸しをした結果、商品が1点、行方不明になったらどうなるでしょうか。


5点の内、1点が行方不明になったので、


仕入600円×5点【仕入3,000円】

売上900円×4点【売上3,600円】

売上3,600円-仕入3,000円=【利益600円】


行方不明になっても、お金を払って仕入れたことには変わりませんので、仕入金額は減りませんが、売上は4点に減りますので、利益はわずか600円になってしまいます。


1点減っただけでこの利益の減り方ですから、行方不明の商品が10個、20個、100個と増えたらどうなるでしょうか。


商品が行方不明になる=商品ロスは店舗の利益に大きく影響を及ぼすのです。


商品ロスの原因


このように店舗の利益を直接削る商品ロスには、どのような原因が考えられるでしょうか。


商品ロスの原因は、大きく3つに分けることができます。


1.管理ミス

2.内部要因

3.外部要因


それでは一つずつ、商品ロスの原因と対策を見ていきましょう。


1.管理ミス


仕入れの際の伝票の入力ミスや、レジの入力ミス、棚卸し時の計量ミスなど、管理上で発生した在庫の相違が、この管理ミスに当たります。極めて稀に在庫管理システムのトラブルもありますが、圧倒的にヒューマンエラー/人間のミスが原因です。


店舗間の移動伝票は、担当者が指示のあった点数を誤って入力して出庫処理を行って伝票を作成し、受け取り側も良く確認せずに入庫処理を行ってしまうと、双方に在庫のズレが生じてしまいます。これを十分に検証せずに棚卸しを行ったり、棚卸し後の処理を適切に行わないと、プラスロス・マイナスロスが発生し会計を大きく狂わすことになります。


レジでの入力ミスも深刻です。どれほど仕入れや移動伝票の管理が適切に行われていても、最後にレジを打つスタッフが、商品のバーコードを通し忘れてしまえば元も子もありません。


【管理ミスによる商品ロスへの対策】

いずれの場合も、入力した後の点数チェック、第三者による再チェックなどを行うことで防止することができます。レジ打ちについては顧客に対しても「xx点で0000円になります」と声に出して会計を進めることで、良心あるお客さんから入力漏れの指摘を受けられる可能性があります。


2.内部要因


内部要因で起こる商品ロスは、スタッフや社員による商品の盗難です。

信頼している身内を疑いたくない気持ちもあるかと思います。実際には後述の万引きよりも内部犯による被害額の方が多かった…というケースもあるほど、内部による万引き(”内引き”とも呼ばれます)は、馬鹿にできない被害を店舗に与えます。


内引きで多いパターンとしては、誰よりも早く出勤もしくは遅く退勤し、1人の時間に行うものです。


日本人独特の

「早く出勤して準備を行うなんて素晴らしい」

「誰よりも残業をして素晴らしい」

と言う考え方を逆手に取った犯行とも言えます。


そのため、犯行発覚後には同僚から「あんなに頑張っていた彼が・彼女が」と言う声が聞かれます。実際には絶好の犯行の機会を狙っているだけなのですが…。


【内部要因による商品ロスへの対策】

対策としては、1人での勤務・出勤/退勤をさせないことです。

必ず複数人で勤務・出勤/退勤させるように店舗の運営規定やオペレーションに定めましょう。


やむをえずワンオペとなる場合でも、「オープン10分より前には入店しない」「閉店後10分以内に退室する」など、”具体的な滞在時間”を分単位で指示し、犯行に及ぶための絶対的な時間を与えないことも重要でしょう。


3.外部要因


外部要因における商品ロスには、主に「万引き」が挙げられます。

万引きによる商品ロスで潰れる店舗があるほど大きな影響があります。

万引き犯が万引きを行う理由は様々で、若い人を中心として換金目的や、自分の存在をアピールする承認欲求などスリルを求めるものなどの精神的な目的のもの、老人を中心とした生活苦から食品などの生活必需品を盗む目的など、原因や理由は様々です。


【外部要因による商品ロスへの対策】

対策としては、スタッフによる「声掛け」が最も有効です。

声掛けには、来店時の「いらっしゃいませ」の挨拶による、”あなたが入店していることを認識していますよ”というアピールと、不審な挙動に対する「何かお探しですか」の声掛けによる “不審な行動で怪しいですね” という警戒の2段階あります。


警視庁のデータからも、万引き犯は”捕まることを恐れながら、一方で自分は捕まることはない”と思う、独特の心理状況があります。


そのため、こうした「万引きをするかもしれないあなたに店舗が気づいていますよ」と認識させることは、万引き抑制に非常に効果的なのです。


実際に、先の警視庁のデータでも、万引きをしなかった理由で最も多かったのは、「店員による声がけ」でした。


参照)万引きに関する調査研究報告書 - 警視庁(PDF)


効率的に商品ロスを減らすには


現場に従事している店長さんや責任者の方は、店舗に張り付いて全ての商品ロス対策に注力することは現実的ではないと思います。一方で経営者の方々は、商品ロスがすなわち会社の営業利益を削る要因ですので何とかして対策を行いたいと考えていると思います。


また店舗の接客においても、近年は声掛けを嫌うお客様が増えたこともあり、店員を気にせずじっくり商品を自分のペースで確認したい、必要な時にだけ店員さんに居てほしい、という顧客ニーズの変化があります。そんな市場背景の中で無闇やたらに声をかけていたら、売上が逆に下がる可能性もあるでしょう。


そもそも運営スタッフ以外に声をかけるスタッフを常時配置すること自体、厳しい経営状況の昨今、非現実的だと考える経営者の方もいらっしゃるかもしれません。


そこで提案したいのが、「AIを活用した防犯カメラの運用」です。


AI大魔神

既存の防犯カメラに追加するだけで、リアルタイムで動画をAIが解析。

万引きにつながる不審な行動パターンを検知すると、店舗の担当者のスマートフォンに通知します。

店舗スタッフは通知を元に該当の人物に声がけを行うだけ。


既存の防犯カメラという設備に、少しだけAIの力を活用するだけで、不審者にピンポイントで声かけを行うことができるのです。


商品ロスの大幅な削減

導入店舗では実に商品ロスが67%も削減されたケースも。

実に375万円分もの利益を取り戻した計算になりました。


先述の通り、商品ロスの要因には「管理ミス」「内部要因」「外部要因」の3つありますので、この67%の削減という数字は非常に大きい成果だとお分かりいただけるのではないでしょうか。



AI大魔神導入店舗の思わぬ誤算?


このように万引きに対して非常に効果を発揮する、AI大魔神。


しかしある導入店舗では営業中の万引き犯だけでなく、開店前・閉店後にも担当者のスマホに通知が入ったケースも。


…そう、社内のスタッフによる犯行も、防犯カメラと連携したAIが検知し通知したのです。


防犯カメラは基本的に24時間映像を録画し続けますので、AI大魔神も営業前・営業後の店内も異常な行動を検知するのです。


このようにAI大魔神を導入することによって、責任者は商品の管理ミスに集中することができ、会社全体で大幅な商品ロス削減・利益増加を行うことができることでしょう。


AI大魔神の詳細は、こちらの記事もご参照ください。




AI大魔神の問い合わせはトレネッツ.へ


驚きの商品ロス削減率を誇る「AI大魔神」の導入には、防犯カメラの設置場所の調整などパフォーマンスを最大化させるためのノウハウが重要になってきます。


また、一部の防犯カメラではAI大魔神に対応していない場合がありますので、万引き犯や内引き犯が犯行を行いやすい場所のみ重点的に新しい防犯カメラを導入する必要がある場合もあります。


トレネッツ.は愛知県下で防犯セキュリティの導入に特化し、年間407件(2019年実績)の設置を行う、防犯のプロ。


AI大魔神の導入にあたっても、最適な設置プランをご提案いたします。




AI大魔神のお問合せ


株式会社トレネッツ

(平日 9:00~18:00)


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