泥棒は必ず下見をします。地域であいさつが盛んなところでは「下見もうかうかいてられない」状況になるので泥棒はそういう地域を嫌います。私の住む岐阜県可児市では小学生はもちろん中学生・高校生とも朝自転車乗りながら地域の大人と挨拶を交わします。
しかし名古屋市など都会になるほど大人から子供へのあいさつは「不審者からの声掛け」と同じ扱いにされることも増えてきています。特に子供は返事をしてはいけない、というのが子供たちへの教育となっており、これだけ子供を狙った事件が増えている状況の中では当然のことではあるけれど、防犯の最大効果となる「あいさつ」が減ることに大きな矛盾を感じます。
お互いに「顔」を知らないというのが根本的な原因なので、日頃から地域の大人と子供たちがコミュニケーションができ「どこどこのおじさん(おばさん)」「あそこの家の子ども」というのがわかることが「あいさつ運動」の前に必要なことなんですね。
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